平気と恐怖
この猫は橋を渡るのは平気だったようですが……。
香川県に滞在していたとき、少し足を延ばして徳島県三好市にある祖谷のかずら橋を訪れました。
かずら橋は、サルナシ(しらくちかずら)などの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋で、
長さ45m、幅2m、谷からの高さが14mあります。
写真も撮ったし、渡るのはやめておこうかと思いましたが、
ここまで来て渡らなかったら一生後悔すると思い、勇気を出して渡りました。
橋床の丸太と丸太の間には隙間が空いており、谷底までよく見えます。
怖くて下を見たくないのに、下を見ないと足が前に出せないというジレンマ。
さらに、一歩進むたびに吊り橋がゆっさゆっさと揺れます。
それでも、とにかく前に進むしかありません。
渡っている間は、ずっと「ひー!こわいこわいこわいこわい」と言い続けていました。
橋の途中で写真を撮る余裕は、まったくありませんでした。
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