トラジとの出会い
トラジとの出会いは、今から17年前。
2007年7月、妻が買い物に出ていたとき、
たまたま駅前で行われていた譲渡会で足を止め、
茶トラのコと目があったことがきっかけでした。
ノラとして生まれ、生後3か月で母ねこが育児放棄。
7か月までひとりぼっちでノラ生活。
寒い中ガリガリに痩せているのを見かねた方が2006年12月に保護。
その後、半年以上譲渡会に出るも、もらい手がつかず。
そんなトラジの身上を聞いてしまってはそのまま帰ることはできず、
数日後にトラジがうちにやって来ることになりました。
上の写真は、トラジがうちに来た初日に撮ったものです。
とても不安そうな表情をしていました。
段ボールのベッドは一晩でこんな状態に。
ストレスからか、夜中に段ボールをずっとかじっていたようでした。
うちに来て10日ほど経ったころです。
だいぶ落ち着いてきましたが、まだ不安と緊張が消えていないように見えます。
そんなときに頼りになるのは、やはりロンさんでした。
心やさしいロンさんがトラジの頭をやさしく舐めてあげ、トラジの緊張は一気に溶けていったのでした。
「トラジさん、ここがあなたのおうちだよ。」
ロンさんのやさしさのおかげで、トラジはををつか家での生活を受け入れてくれたのでした。
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