のぼり猫BIG5展 6日目
Canon EOS 5D Mark II + EF 50mm F1.2L USM
「のぼり猫BIG5展」の6日目です。
明日10/25(土)、そして最終日の明後日10/26(日)は、終日ギャラリーにおります。
ぜひお立ち寄りください。
本日ご紹介するのは、木戸和子さんの銅版画です。
これらの銅版画作品は、メゾチントという技法で作られています。
メゾチント、初めて聞く言葉でした。
まず、銅版の表面に無数の細かい刻みを入れ、それをさらに削って絵を描いていきます。
この上にインクを載せてふき取ると、削った部分のインクが拭き取れるとのこと。
これを刷ることによって、刻みが残った部分は黒く、インクが拭き取れた部分は白くなるんだそうです。
中間階調の絵柄が浮き出てくるのが特長です。
版画というと、小学生のときにやった木版画くらいしか経験がなく、
白と黒の2階調表現しかできないものだとばかり思っていました。
こんな手法があるんですね。
猫のやわらかい毛並みが見事に表現されています。
中世のヨーロッパの肖像画のような、高貴さを感じます。
ハロウィンにちなんだ切り絵も展示されていますよ~。
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