復興へ
(2010年11月、宮城県石巻市田代島にて) Canon EOS 50D + EF 24-70mm F2.8L USM
岩手県陸前高田市の復興支援ボランティアに参加してきました。
東京を28日夜にバスで出発し、29日の朝から昼すぎまで作業を行い、29日の夜には東京に戻ってくるという0泊2日のコースです。瓦礫の撤去を中心に約4時間の作業を行いました。
体力に自信があるわけでもなく、またわずか4時間程度の作業だったため、申し込む前は「足手まといになるのではないか」「かえって迷惑になるのではないか」と思ったのも事実です。それでも、現地に行って、現場を見ることも大事なことだと考え、思い切って参加しました。
現地では今もなお、あちこちに廃車や瓦礫が山積みとなっており、震災直後の姿のままとなっている建物が多く残っています。復興は着実に進んではいますが、まだまだ手付かずのままというところも少なくありません。
少しだけですが、iPhoneで撮った写真をこちらで公開しています。作業の前に立ち寄った道の駅「高田松原」で撮影したものと、帰りのバス車内から撮影したものです。
震災から4カ月半が経ち、関東に住んでいると震災が過去のことになりつつあります。しかし現地ではまだ、復興の道のりの何分の1、何十分の1という状態だと思います。大切なことは、これからも被災地に関心を持ち続け、自分にできる支援を続けていくことだと実感しました。
| 固定リンク
コメント
私は沖縄に住んでいるけど、あんまり大きな募金はできないし、いらなくなったランドセルを贈ったり、メッセージ書いた旗を学校で送ったりするぐらいしかできてません。
実際に見ることもできませんが…
中学生にでもできることがあったら、がんばりたいとおもっています。
投稿: ぴすたちお | 2011年8月13日 (土) 17時33分
>ぴすたちおさん
中学生でそのように考えていらっしゃるのは立派なことだと思います。
義援金や支援物資の送付、現地でのボランティア活動などはもちろん必要なことですが、
それだけがすべてというわけではなく、
それぞれの分野でいまできることを実行していくことが大切だと感じています。
社会人であれば、働いて稼いだお金を使うことで経済を回すことも必要ですし、
学生であれば、将来のために勉強することも大切です。
数年から数十年という長い期間での支援が必要です。
ぴすたちおさんが大人になったときにも、できることがあると思いますよ。
投稿: ををつか | 2011年8月14日 (日) 11時39分